見た目と中身

  • 私はつい2ヶ月ほど前にスタッフになった18歳の学生なのですが、見た目が大人びているのか雰囲気や話し方が落ち着いているからなのかはわからないのですが22歳とかに見られることが多々あります。実年齢より高く大人びてみえるのは嬉しいのやらなんだか複雑な気持ちになりますね。皆さんは見た目通りの年齢に見られるのがいいか若かったり大人びて見えたりされたいですか?

さてこんな大人びて見られる僕ですが、趣味とは呼べるのかわからないですが甘いものには目がないんです。日々のストレスや疲れを甘いもので発散するくらい甘いものをよく口にするのですがお菓子ばかりじゃ体調を崩してしまいますし飽きてしまいますよね、そこで僕の大好きなものをここでご紹介させてもらおうと思います。信玄餅と言ったら皆さん知っている方が多いと思います。ただの信玄餅でもとっても美味しいですよね、ですが僕はこの信玄餅にくるみが入ってるものがあるのですが皆さん目にしたことがある方は少ないと思います。このくるみ入りの信玄餅は山梨県にある金精軒というお店でしか売ってないのですが、僕は家族とそのくるみ入りの信玄餅を買うためにそのお店に行くこともあるくらい大好きなものです。ぜひ皆さんも気になるようでしたら山梨に行った際は足を運んでみてはいかがでしょうか。

荒木

「ご自愛飯」が好き


私の趣味は料理です。普段から料理するんだ、と言うとさぞ上手であろうと思われるかもしれませんが全くそんなことはなく、あくまで自己満足の「好き」で自然とするようになりました。

疲れた時やお休みの日などに、食べたいなーと思ったもので献立を考えて、YouTubeでBGMを流しながらキッチンに立ち、思うがままに食べたいものを作る、その時間がとても好きです。

たまに人に振る舞うこともあるのですが、緊張するからでしょうか、

これは食べる人にとってはしょっぱい?いや甘い?はたまた薄い???と考えていると味がぼやっとしてしまい、

そうして出来た料理はなんとなく美味しくなくて「もっと美味しく作れたら、、!!」と毎回悔しい思いをします。

作る側の人ってみんなこんなものなのでしょうか。感覚を想像するって難しいです。

なのでやっぱり、最初から最後まで自分のために作る「ご自愛飯」が私は大好きです。


最近作って美味しいと思ったのは「カブの漬物」で、市販の漬け汁で簡単に作っていますが、次の日にはしっかり漬物になっていて、さっぱり美味しくて感動しました。


そういえば、昔働いていたレストランの料理長に「器は料理の着物だよ」と教えてもらったことがあります。

うちの食器はどれも部屋着のように使い勝手が良く、毎日休むことなくフル活用されているので

今度の休みにはちょっと良い「着物」を探しにお出かけしてみようと思います。


やまみ

唐揚げ×年齢

先日、高校の同期生と久しぶりに飲み会をひらきました。
友人が31歳の誕生月だったため、
居酒屋の”バースデーサービス”として、年齢分の唐揚げが出てきました。

やった!と喜んだのは束の間。

唐揚げがテーブルに、31個!ドーンと置かれたのを見たら、
「これ、食べれるか・・・?」と不安になりました。

それから30代の4人組が、
唐揚げを黙々と食べ続ける光景は不思議なものでした。

唐揚げを食べながら、
「これ毎年、やっていったら限界の年齢はいくつだろう。」
という話になりました。

年齢を重ねるごとに、唐揚げの個数は、
1個ずつ増えていくので、とてもラッキーなのですが、
胃袋は反対に弱体化していくという現実に直面するのです。

「40歳くらいかな?」
「いや、42歳までいけるんじゃないかな?」
「うーん。。。」

なんだかどうでも良い気がしますが、
真剣に考え込んでしまったのでした。


さて、唐揚げはといいますと、
31個と驚いたと思いますが、
4人分け合ったので、一人7〜8個。

まだまだ余裕でした!

とっても美味しく、ペロリと平らげてしました。

かとう

建物としてのMOA美術館

趣味はなんですかと聞かれた時に、口が裂けても「美術館巡りです」なんて言わないですが、 月に1回ほど地元へ帰るついでなどに美術館や写真展に足を運ぶことがあります。

建物としての美術館が好きだったり、
館内の澄んだ空気感や併設されている
カフェが目的だったりするので、芸術鑑賞を主とされている人と同じ括りにされては荷が重過ぎるのです。

そろりそろりと歩いては作品の前で足を止め、自分にしか聞こえない声で「ほー」とか「へー」と言い、わかった素振りでうなずきます。

実際には作品の理解などは程遠く、
色使いが素敵だなぁ、モチーフ惹かれるなぁ、など自分の中の好みの確認の時間にあてられます。

書店の参考書フロアをうろうろしているだけで全能感を得ていた学生時代からあまり変わっておらず少し哀しくなります。

そんな中先日熱海のMOA美術館に行ってきましので、建物としての魅力をお伝えできればと思います。

熱海駅のバスターミナルから7分
、 山の中腹にある入口から館内へ足を進めるとアートストリートと名付けられているエスカレーターが出迎えてくれます。

SFの世界のような幻想を感じながら7基のエスカレーターを乗り継ぎ展示室までの約10分間。

空間に浸り、写真を撮り、途中階段を使ったり、
「みんな寺社仏閣の階段はありがたく登るのに駅の階段は疎まれていて不憫だなぁ」とかどーでも良いことを考えるのにちょうどいい長さです。

展示室への大きなエントランスを入ると、
滑らかに影を写す凛とした大理石の床と壁面のガラス窓が目にはいります。 

窓から見える山並みと
空の余白が一つの作品のようで、
目にするたびにたまたまなのか偉大な建築家の方だし考えて造ったのか自分の中で議論があります。

並んで歩いているご夫婦の後ろの木が窓の枠いっぱいまで伸びた時に切り倒されたら
余白を考えて作られていた証になると自分の中で結論付けました。

館内は晴れていれば熱海の街並みと海が一望できるのですがこの日はあいにくの雨でした…。

展示をひと通り見て、わかってる風に頷き終わった後はカフェスペースへ。

個人的にですが美術館のカフェや休憩スペースは
“この空間にはこのイスとテーブルしかない”みたいなフィット感をくれる事が多く、
心地よさがありとても好きです。

“なんとなく好き”の”なんとなく”の部分を を深掘りしなさいと同じカフェスタッフに言葉をもらうので考えてみると、

よく、”ファッションは3色でまとめると上手くいく”なんて言われますが、それは空間にも言えるのかなぁと素人ながらに思いました。

MOA美術館のエントランスやカフェスペースは、床やイスの白と黒+ガラスの薄い青と少ない色味で構成されていて、それが整然とした印象をくれるのだろうと考えました。

人生を捧げて作者の内面を表現した美術に触れ、自分の趣向や興味も再確認させてくれる美術館。

ぐるぐると考えを巡らせたあと秩序ある空間で飲むコーヒーはとても美味しかったです。

わた