カウントアップ


人生であと何回。
最近やたらこれをカウントするようになってしまっています。

衰えてきた野球選手が華麗にヒットを打った時、
学生時代の友達と飲んで帰りの改札を通る時、
「またねっ」と声をかけて実家の玄関を出る時。

親に感謝を伝えようとか
友達を遊びに誘おうとか
前向きに手を打つこともありますし、

薄々もう会わないなと感じる人に対して
いつもと同じトーンでラスト1回のバイバイを言ってやり過ごしてみたりもあります。

歳を重ねてきて、本当に0になってしまう場面に出くわすこともあるけど、そんな時もなんとか受け止めて、ご飯をもりもり食べてぐっすり眠ります。

良いとも悪いとも思ってないけど、数えるものは終わりがあるものとか、好きなのに疎遠になってるものばかりで、まぁ切ない。

よくよく思うとポジティブなカウントダウンなんて新年のカウントダウンくらいであって、あるものを減らしていけば哀しいですよね。

積み上がっていくものを集めた方がハッピーだよなぁとここ最近大谷がホームランと盗塁を重ねるたびに思います。

人の心を振るわせるものはまだ積み上げていけそうにないので、朝起きたら枕元に猫がいたとか、美味しいコーヒーを淹れられたとかそーゆうの。

50-50達成しましたね⚪︎

わた